2012年9月16日日曜日

「ありがとう」


2008 埼玉インターハイで優勝したあの日から4年が経ち、僕のボート人生が幕を閉じようとしている。
あの日戸田のボートコースで勝ってから自分が今漕艇部に所属してマネージャーをしているなんて誰が想像しただろうか。

本当ならば選手としての期待を受けて門を開けて頂いたこの部に少しでも償えればと思って転向したマネージャー。
ただただ、罪悪感の中で活動する中、支えてくれたのは同期だった。
同期の信頼が僕をマネージャーにしてくれたのだと本当に感じている。
たくさんの迷惑をかけただろうけど、この同期達と過ごせて本当によかった。
特に金田と村田には一番感謝したい。
とても良いマネージャーとは言えなかったけど、最後まで一緒に仕事させてくれてありがとう。
最高の同期のおかげで僕は現在があるのだと思う。

そんな同期に感謝を込めて最後の1年に掲げたの字。
「喜びを加える者」という自分の名の意味を最後まで同期や自分と関わってくれた全ての人を喜ばせたいと想い、掲げたこの文字の信念はどこまで人に喜びを与えられただろうか。
最後の一日、そしてこれからもここでの感謝を、最後の最後まで名前の通り、喜びにして皆に伝えていきたい。

最後に、僕に関わってくれた同期、早稲田大学漕艇部と稲門艇友会の皆様、早稲田大学応援部、早稲田スポーツ新聞会やその他多く方々に、そして最高の名をくれた親に「ありがとう」。


4 年 寮長
池野嘉彦

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