2013年9月29日日曜日

6年半のボート生活

6年半のボート競技生活。
本当に長かった。
長過ぎてボートを漕がない自分を覚えていない。

艇とオール、クルーのメンバー。
それだけが世界の全てだった。
閉ざされた戸田の中で、ぐるぐると永遠に続くUTと日常。
間違いなく最高の日々だった。

だが、それももう終わる。
愛した艇庫と仲間と別れなければならない。
残された時間でなにをするか。

6年半、口に出す事もはばかられた目標。
日本一。
今までの1000万ストローク、その全てを込めて。
全日本決勝。
一瞬の歓喜のために私は漕いできた。
必勝。

4年 長山 文哉

2013年9月26日木曜日

漕艇部での生活

ボートコースにトンボがたくさん飛ぶようになりました。気がつけば引退まで1ヶ月を切っています。
私は一般入試で早稲田に入り、漕艇部を選びました。
 
毎日、太陽が昇る前に起きたり、日をまたぐまで作業が終わらなかったり、辛いことばかりでした。
普通の大学生活を送れたらどんなにいいかと、入部を後悔したことももちろんありました。
私は普通の生活を選ぶこともできたのに、と。
 
それでも、気がつけばここまでやってきていました。
いつの間にか後悔することもなくなっていました。
辛くとも成果の見える、今の生活に誇りを持てるようになりました。
 
全日本優勝。
最後まで苦労して、辛い思いをして、必ず勝ち取ります。
 
4年
大泉 環

2013年9月18日水曜日

漕艇部での4年間を振り返って

引退が目前に迫り考えることはたくさんありますが、まず、早稲田大学に入学し漕艇部に入部したことをとても良かったと思っています。
ここではさまざまな経験をすることができました。
良かったことや反省点など挙げるときりがないですが、全て大切な思い出であり、またこの経験はこれからの人生の糧になることを確信しています。
素敵な仲間と出会えたことに感謝しこの繋がりを大切にしてこれからも永くボート競技と関わっていけたらと思っています。
全日本選手権という最後の大きな大会が残っているので悔いのないよう、一日一日を大切にし貪欲に勝利に向かって突き進みたいと思います。

スポーツ科学部4年
山根 由絹

2013年9月5日木曜日

4年間を振り返って

私が漕艇部と出会ったのは高校3年生の夏でした。
当時所属していたラグビー部の練習試合が十条であり、
ついでだからと艇庫に顔を出したのがきっかけです。

小中高と8年間ラグビーに打ち込んでいた私は
シートが前後に動くことさえ知らないド素人でした。
三大早慶戦と言えば?と聞かれれば、
自信を持ってラグビー、野球、ボートと言える程度の知識で、
あの時艇庫に飛び込んだのはまさに怖いもの知らずでした。

最初に出迎えてくれたのは
当時食事の世話をしてくださっていた金刺さんで
どうぞ、どうぞと中に招き入れて下さいました。
そのあと、平成24年卒の長谷川元主務に艇庫を案内していただき、
あの"長谷川ワールド"に魅了され入部を決意しました。
(のちの大二朗くんもそのひとりですが笑)

その後、早慶戦出場、ワセクラの専属コーチと
多方面で活躍させていただく場を設けていただき
本当に感謝しています。
また、今後一生の仲間になるであろう
同期との出会いも最高でした。
残るは全日本。
最後にみんなで笑って引退するためにも、全力でサポートします!

早稲田大学漕艇部
金井太郎