2015年3月25日水曜日

漕艇部の魅力

早慶戦まであと1か月半を切り緊迫した空気が漂い始めている艇庫ですが、自分の艇庫生活も早1年が経とうとしていることに気づき、感慨にふける毎日であります。 この1年間は、自分にとって新鮮で、とても貴重な経験ばかりでした。その全てがボートという競技の魅力を感じさせるものであり、今でも自分の原動力となっています。 さて、春休みも半分が過ぎ、間もなく新入生が入ってきます。喫緊の課題である部員増加についてチーム一丸となって取り組んでいる訳でありますが、どうしたら部員を増やすことができるのでしょうか。 やはり、ボートというものに興味を持ってもらうということが大事だと私は考えます。そこでボート未経験という立場で入部した私自身の思いをここに綴ることで、少しでも新歓活動に貢献できたらと思います。 私が考えるボートの魅力は「未経験でも日本一を目指せる」ことにあると思います。今までスポーツをやってきて、日本一なんて言葉を発することはありませんでした。ほとんどの人がそうだと思います。 しかし、ボートという競技は大学から始めても努力次第で日本一になれます。自分がこの世界に飛び込んだ理由もそこにあります。人生で日本一を目指すことができる人間は一握りの人しかいません。また、たとえ日本一になれなくても、日本一を目指していたということは一生誇れることであり、かけがえのない経験となるでしょう。 辛い練習を共に乗り越える仲間との出会い、ドラマのような熱い戦いを繰り広げるレースなどこの漕艇部での生活は非常に価値のある日々の連続であります。 大学で新しいことに挑戦しようと思っている人や、大学生活に迷いを感じた人はボート部がおすすめです。未経験の人でも温かく迎えてくれるので安心してください。興味のある方はぜひ漕艇部へ! スポーツ科学部1年 高山順

更なる飛躍へ

こんにちは。 スポーツ科学部1年 木野田沙帆子です。 時の流れは早いもので、早稲田大学漕艇部の一員となり1年が経とうとしています。今までの人生で(まだ19年しか生きていませんが…)もっとも短いと感じた年でした。時の流れを早く感じるということは、それだけ私の中で充実していたということでしょうか? 3月に、同じ青森高校から日本一を目指して入部した同期と初めてダブルで大会にでたと思っていたら、インカレ、全日本もダブルで出場しました。パートナーとなる先輩にも恵まれ、日々の温かいご指導のもと自分を成長させることができました。 昨シーズンは私にとって「変化」の1年でした。生活環境、ローイングスタイル…様々なところで、新たな自分に出会いました。 今シーズンは、昨シーズンもたらした「変化」が更に「飛躍」へと繋がるように努力を積み重ねていきたいと思います。 スポーツ科学部1年 木野田沙帆子

2015年3月20日金曜日

5%

こんにちは。 スポーツ科学部2年の平田涼です。 以前、ある漫画で「医者が人の命に関われるのは、せいぜい5%程度」という一節を目にしました。この数字や意味に根拠はないのですが、選手とトレーナーの関係に近いものを感じました。 私一人にできること、そして選手に学生トレーナーとして関われる部分は非常に限られています。それは本当に数%だと思います。 しかし、限られた範囲の中から試行錯誤して選手に影響を与えていくのがトレーナーの醍醐味だと思います。 そしてなによりも、いま漕艇部の学生トレーナーは私一人ではありません。一年生の三上もいます。今までは一人で行う余裕がなかったことも挑戦していけます。 これからも戸田では早稲田にしかない「学生トレーナー」という立場から漕艇部に影響を与えていければと思います。それが今は何%になるかはわかりませんが、 いずれは必ず大谷さんと茂庭さんが居たときよりも大きなものにしていきます。 今後とも宜しくお願い致します。 スポーツ科学部2年の平田涼

2015年3月17日火曜日

シーズン初戦

春休みに入って早慶戦の選考も全て終了し、各クルーに分かれてトレーニングをしています。昨シーズンのラストレース、新人戦で敗北し、負けてはならないと痛感しました。 しかし、今シーズンの幕開けとなる早慶戦に私は出られません。4月25、26日に行われる岐阜レガッタへ、2ndクルーとして出場する予定です。 もう本当に負けてばかりではいられません。「早稲田は2ndなのにこの速さ」。夏に向けて、他のチームが戦くようなスピードを作り上げます。 その前にまずは早慶戦。桜橋の下は、臙脂一色に染まること間違いなしです。当日はぜひ隅田川まで足をお運び下さい。 スポーツ科学部2年 佐藤紫生乃

2015年3月14日土曜日

逆境を乗り越えて

今回の早慶戦はサポートに回ることになりました。 メンバーが決定された時は悔しくてたまらず、コーチの方々や先輩方とたくさん話しました。 その後すぐに、自分自身の今シーズンの目標を夏に切り替え、現在は、夏に向けて、技術面、体力面をじっくりトレーニングしているところです。 また、早慶戦の補漕として、けがをした選手の代わりに対校エイトやセカンドエイトに乗ることもあります。 エイトに乗ると、コーチ陣の客観的な視点からだけではなく、実際漕いでみての感覚をアドバイスできることもあります。 また、上手な選手の漕ぎを見るだけでなく、乗って感じることができる唯一の時間です。その時間を最大のチャンスとして、今後のトレーニングに活かしていきたいと思います。 スポーツ科学部1年 富田剣志

2015年3月11日水曜日

マネージャーとしての早慶レガッタ

早稲田大学漕艇部マネージャーの片所です。 僕が漕艇部に入部してから早くも5ヶ月が経ちました。早慶レガッタのころには、半年経つことになります。 半年の間に自分がマネージャーとしてどれほど成長できたか、客観的には判断できかねますが、この数ヶ月間微力ながら漕艇部に尽力できたと思っています。 今の私の課題は、早慶レガッタをサポートしきることですが、その経験を糧にこれから入部する新入生マネージャーにこれから指導できるような先輩になっていきたいです。 社会科学部1年 片所宏介

2015年3月6日金曜日

早慶戦に向けて

今回早慶戦で漕ぐことになりました、スポーツ科学部の石上璃奈です。 去年は水路の仕事をしながら見ていた早慶戦、私もこの隅田川で漕いでみたいと思っていました。願いが叶い嬉しいと同時に、早稲田の女子ボート部代表であるというプレッシャーを感じました。 高校では女子部員が少なく、大会には出られることが当たり前だったため、いままで感じたことのない気持ちに少し戸惑っています。 この一年間、先輩方や同期と乗艇し教わったことを出せるよう、あと50日間でさらに成長し自信をもって早慶戦にのぞめるようにしたいと思います 。 応援よろしくお願いします。 スポーツ科学部1年 石上璃奈

2015年3月4日水曜日

「同期の分まで勝つ」

こんにちは。 人間科学部2年の亀本咲季子です。 私は女子舵手付きクォドルプルのCOXとして早慶戦出場が決まりました。 1年生のときは早慶戦後に入部したため、昨年が初めての早慶戦でした。昨年出場した際は、早慶レガッタというものがどのような雰囲気の中行われるものであるのか全くわからない中で、とにかく無我夢中で駆け抜けました。 私の考える今年の強みは、選手層の厚さ、レベルの高さにあると思います。 2000mエルゴのベストタイムの平均は例年の代に比べ抜きん出ており、全体的な漕力の高さが現れています。 小艇、大艇問わず積極的に艇を並べて競い合い、漕手たちはお互い切磋琢磨しながら厳しいこの冬の練習を乗り越えてきました。 選手選考は激戦になり、例年に比べてとてもレベルの高い争いになったと思います。 早慶戦出場経験者が少ないクルーになりましたが、頼もしい3年生にしっかりついていき、可愛くて貪欲な1年生を引っ張り、同期、後輩、そして応援サポートしてくださる皆様の想いを乗せて、一番にゴールして完全優勝に向けて弾みをつけます。 日頃からご支援してくださるOB・OGの方々の温かいご声援を胸に、早慶戦までチーム一丸となり邁進して参りますので、今後ともご支援の程宜しくお願い申し上げます。 人間科学部2年 亀本咲季子