2015年11月21日土曜日

「後輩と」

こんにちは。 スポーツ科学部3年の平田です。 今回は後輩2人について書こうと思います。 それは2年生の三上千沙と高山順です。 2人とも漕手として入部したのですが、三上は昨年の秋、高山は今年の春から学生トレーナーになりました。 トレーナーになってからは日々勉強に励み、選手へ実践して力をつけています。 戸田という閉鎖環境でボートを漕いでいて、怪我で漕手を諦めなければならない。漕手をしていない私には想像できないほどの悩みや葛藤があったと思います。 それでも部に残り、勝利を目指す決断をしました。 これから始まるオフシーズンは、2人にとっては最初で、私にとっては最後になります。 しかし、去年のように1人で不安に駆られるスタートではありません。 勝つために、頼れる後輩達と真摯に取り組んでいきたいと思います。 今後ともよろしくお願い致します。 スポーツ科学部3年 平田涼

2015年11月18日水曜日

雪辱

「雪辱」 スポーツ科学部3年、副将の竹内です。 漕艇部は4年生が引退され、新体制がスタートしました。まだまだ手探りではありますが、このメンバーで早稲田の新たな歴史を作りたいと思います。 昨シーズンは勝利の歓喜からどん底に突き落とされた早慶戦に始まり、U-23世界選手権、19年ぶりのインカレエイト優勝など、非常に多くの経験をさせて頂きました。 その中でも9月13日、全日本選手権決勝は一生忘れません。N大が「命尽きるまで」と挑んだのであれば、私たちはそれを超える思いで来シーズンチャレンジしなければなりません。 早稲田も竹内もこんなもんじゃ終わりません。 スポーツ科学部3年 竹内友哉

2015年11月6日金曜日

「主務として果敢に攻める」

新しく漕艇部主務を務めさせていただきます、スポーツ科学部3年の丹下 翼です。 中学からの8年間の競技経験を活かし、部員1人1人の可能性を最大限に引き出せる主務になります。宜しくお願い致します。 「今日の練習(サポート)はどうだったよ?」と私はいつも部員に問いかけます。私自身を含め、部員が日頃、目標に対してどんなアプローチを行っているのか、行うべきなのかを今一度、自分の中で明確にしてほしいからです。 勝つ根拠があってこそ、勝利は揺るぎないものになると思っています。勝った根拠がわかるからこそ、もっと高みに登ることができると思っています。 私の漕手としての夢は、1年前に体の麻痺で絶たれてしまいました。何もかも嫌になった時期がありました。でも今、この立場でもう一度、日本の頂点を目指しています。 私の周りには、一人一人が自分の色を持った優秀なマネージャー達がいます。その一人一人が大切な存在です。そして漕艇部には、日本一を本気で志す監督・コーチ陣、同期、後輩、その他数え切れないほどたくさんの信頼できる人達がいます。その一人一人なくして、日本一はあり得ません。 早稲田大学漕艇部で日本一に挑戦できることに感謝し、また一歩前進していきます。 皆様の応援を宜しくお願い致します 早稲田大学漕艇部 主務 丹下 翼

2015年11月3日火曜日

「過去の自分に負けない」

こんにちは、女子チーフコックスを務めております、亀本咲季子です。 ボートを始めてから早6年目、高校で引退したときは、こんなに報われないスポーツ、ボートなんて大っ嫌いと思っていた。 しかし、早稲田大学に入学することになり、漕艇部に入部し、高校の頃の自分ではあり得なかったCOXになって、日々伴チャし舵を切っている。 元々人を引っ張るタイプではないし、冷静より感情的、そもそも他者に関心がない、(しかも頑張らないと50kgにならない)私にとって、COXになったことは「迷ったら困難な道を選ぶ」という私の軸に則っての選択である。 結果はやや成功、元から効率の良さと集中力と運の良さには自信があったが、それにプラスしてCOX適性能力が高まった気がする。 今年は、早慶戦とインカレでは優勝することができたが、全日本のエイトでは敗北した。 全日本で優勝するにはまだまだ全然足りない。 あと1年しかないのがすごくもどかしい。 COXになってやっと2年、今シーズンのレースでは、まだまだ全然レース経験が足りないし、自分がもっと優秀だったら漕手の力を引き出せるのに、もっともっとレースに出て勝ちたい、と出場する度に感じた。 負ける度に、優秀なCOXからは程遠い自分に無力さや未熟さを感じ、全然強くない自分に腹が立った。 大学で舵を切るのも残り数回、可愛い後輩のCOXたちに背中を見せられるのもあと1年。 過去の後悔や涙を、全部大成功に転じさせるため、この1年は前しか向かず、突っ走る。 (そしてレース前以外も50kgを保つようにする。) 最高のサポート体制、練習環境で毎日当たり前のように練習できることに感謝し、早稲田の勝利を願い尽力してくださる人々に恩返しできるよう、 今年に引き続き、インカレと早慶戦で優勝することは勿論、さらなる高みを実現できるよう日々ボートに全力を尽くします。 今後ともご支援の程宜しくお願い致します。 人間科学部3年 亀本咲季子