2014年3月6日木曜日

早慶戦


こんにちは。
社会科学部1年の木金孝仁です。
あと二ヶ月でちょうど私がボートという競技を始めてから一年が経ちます。

昨シーズンは未経験ながら多くの大会に出させていただきました。
この四年間で全くのゼロから日本一に駆け上がると自分に誓い、
この部に入り、個が強くなることが集団の勝利につながる
という自身の信念の元にとにかく誰のためでもない自分が勝つために、
自分だけのために戦い抜いたシーズンでした。

しかし、いまそのままでは駄目だと早慶戦という試合のメンバーに選ばれ練習のラウンドを重ねていくうちに思うようになったのです。

それは自分がとても尊敬するある先輩の存在です。
その人は私がまだどこの部活に入ろうか迷っている時に声をかけてくださり入部するきっかけを作ってくれた人でもあり、また同じ未経験という立場だけれど経験者に負けない実績、それよりもその真摯なボートに対する姿勢に私自身が憧れその背中を追い続けてきた人です。残念ながら今回は対校に乗ることはできずセカンドで同じクルーとして戦います。

今は気持ちを切り替えたから全員で勝つことだけを考えて一緒に頑張っていこうと言ってくださりクルーキャプテンとしてクルーを一つにまとめること、鼓舞し引っ張ってくれています。
でも時折対校に乗れなかったという悔しさを抑えきれず悔し涙を流しているのをクルーは知っています。
その悔しさを押し殺し自分たちが全員で勝つために常にいろんな事を考え全力を注いでくれている姿を見るとなんとかその人の力になりたい勝ちに貢献したいと自分がどんなに辛くても奮い立つのです。

今は自分が勝ちたいと願う以上に心から絶対に勝たせたいと思う人がいます。
あと二ヶ月と少しの早慶戦。全てをかけて戦います。応援よろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました。
1年 木金孝仁

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