2014年6月9日月曜日

One WASEDA


インカレまで残り75日。
漕艇部に入って4度目の夏がもうすぐそこまで来ています。

わたしは実家から通いでマネージャーをしています。
あるときは早朝に家を出て、あるときは深夜に帰宅し、またあるときは家に帰らなかったり。
家族にはたくさん迷惑をかけていますが、両親ともわたしの活動を心から応援してくれて、支えてくれています。

マネージャーとして活動してきた中で色々と楽しいこともツライことも経験してきたはずなのですが、とっさに思いつきません。
思いつかないのは、今はまだ振り返るときではないからだと思います。
今、チームは夏の日本一に向けて一歩ずつ確実に前進しています。
わたしもマネージャーとして漕艇部の活動を支えて、
チームを日本一にすることができれば…と思い行動しているところです。
歩みを止めて振り返るのは全てが終わってからいくらでもすればいい。

どんなに強い漕手が揃っていても、それだけではチームは勝つことはできません。
漕手がいて、コックスがいて、トレーナーがいて、そしてマネージャーがいて。
それぞれが目標のために同じ方向を向いて精一杯の努力をすることで初めて勝利は手に入るのだと思います。
漕手、コックス、トレーナー、マネージャー、誰もがかけがえない存在だと…こういうことを言うと綺麗ごとのようで嘘くさいかもしれませんが、心の底からそのように考えています。

そして、いつも支えてくださるOB・OGの皆様や大学、競技スポーツセンターの方々のお力も不可欠です。
漕艇部が勝ったとき、負けたとき、どれだけ多くの方から祝福のお言葉や叱咤激励のお声をいただいたか。
すなわちどれだけ多くの方が早稲田大学漕艇部を応援してくださっているか。
それはマネージャーとして活動したことで、体験を通して理解できたと感じています。

漕手、コックス、トレーナー、マネージャー、OB・OGの皆様、支えてくださる全ての方。
全員が一つにならなければ、早稲田大学漕艇部の勝利はありません。
逆に、一つになった早稲田大学漕艇部は、どこにも負けない組織になる。
自信を持ってそう言えます。

今年の夏は、わたしたち4年生にとってラストイヤーです。
応援して下さる先輩方の思いを背負えるのも、今年が最後。
大好きな同期のみんな、後輩たちと一緒に。
今年の早稲田大学漕艇部なら、絶対にできる。

「One WASEDA」で、今年こそ日本一を達成します。

4年 石川 恵梨花

0 件のコメント:

コメントを投稿