2014年9月4日木曜日

僕と早稲田と漕艇部


もし漕艇部でなければ、それなりに楽しい大学生活を送ることもできたのかもしれません。
もし学連でなければ、もっと早稲田の力になれたのかもしれません。

けれども、後悔は微塵もありません。
なぜなら、自分の存在価値とは何かと考え続け、
心から信頼できる仲間と試行錯誤を繰り返した今までの大学生活。
それは誰がなんと言おうと、僕にとって「楽しい」大学生活よりも
何十倍、何百倍価値のある、一生の宝とも言うべきものだったからです。

もしかすると、将来振り返って後悔する時が来るのかもしれませんが、
それでも納得感を持って引退の時を迎えようとしていることは、ただただ幸せだと感じています。

僕は1年生の時から、大会中は学連で活動しているので、今まで円陣を組んでクルーの送り出しをしたことも、伴チャをしたことも、懇親会に出たことも一度もありません。
おそらく最後の全日本もそうでしょう。

しかし、チームの掲げるOne Wasedaを信条に、最後まで仲間を信じてみようと思います。
早稲田で、漕艇部で、本当に良かった。

社会科学部4年 学連 中村匠

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