早いもので三年生になりました。早稲田大学漕艇部社会科学部3年の木金孝仁です。
入部してから二年が経ちました。
実家は車がなかったため埼京線の電車で大量の荷物と揺られながら、今まで自分がなに一つ知らなかったボートというスポーツの世界で勝負をすることに激しく燃えていた一年生の時のことを最近よく思い出します。
あの頃から、僕の何もない未経験というポジションから絶対に日本一になるんだという気持ちを忘れたことは一度もなく、未だにその思いは底なしに増していくばかりです。
一方でここ一番の勝負に敗れ、自分を潰すつもりで追い込んで積み重ねてきた練習への喪失感と悔しさに打ちのめされた試合もありました。
しかしその悔しさに止まってしまうことはありませんでした。なぜならば時間が有限であり、自分が一人考えを募らせている間にも消費されていってしまうからです。最後の学生である大学生になったいま、それをより実感するようになりました。
四年間かけても、日本一になれるなんていう保証はどこにもありません。
だからこそ、残された一年半というチャンスのなかで僕は一瞬も迷うことなく常に周りを巻き込み、変わり続け強くなります。
社会科学部3年
木金孝仁
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