2015年2月16日月曜日
ストーリー
半年ぶりに登場致しました、法学部1年の有田です。
心理的な時間の長さは年齢の逆数に比例するという話を聞いたことがありますが、
そのせいでしょうか気がつくと1ヶ月、2ヶ月とあっという間に月日が流れています。
早慶戦まで残り60日。
あっという間に過ぎていくであろう2ヶ月を、内容の濃いものにしてきたいと思います。
また、もうすぐ新入生が入ってきます。
それにともなって部屋替えもあります。早稲田大学漕艇部大陸の大移動です。
そこで今回は、~新入生入寮前企画~ 一度も部屋もベットも変えることなく1年間をすごしてきた有田が、
213号室(8人部屋)の1日を少しだけお届けしたいと思います。
213号室には3人の漕手、1人のコックス、1人のマネージャーの計5人が住んでいます。
この部屋の特徴は、朝は早く、夜は遅い というところにあります。
朝は、5時台からそれぞれの特徴のあるアラームが鳴り始めます。
そうです。いくら自分が、遅い時間からでの練習でも目覚ましを無視する強靭な精神力がない限り一番早く起きる人の時間に目が覚めてしまいます。
しかし、これも寮生活の醍醐味であり、魅力です。
毎朝、自分のベッドのカーテンを開けるとそこには誰かしらがいて、「おはよう」の声で1日が始まります。
これから始まる、きつく辛い練習に対する意識も仲間と共に朝を迎えることで幾分か高まります。
夜は、寮生活で一番楽しい時間です。
自分は練習がおわり、掃除も終えた後は消灯時間まで部屋で過ごすことが多いです。
部屋のメンバーでお互いを煽りあって、ふざけあって。
毎日が、修学旅行のようなテンションです。
時には、喧嘩や言い合いに発展することもありますが、30分もすれば元通り、またお互いを煽り合います。
もちろん、ふざけてばかりではありません、相談しあったり、励ましあったりすることもあります。仲間の大切さを実感する瞬間です。
また、住み込みのマネージャーは深夜の2時くらいに部屋に戻ってくることがあります。
毎日夜遅くまで、漕艇部のために仕事をしてくれています。
自分は、213号室をクルーであると思っています。
それぞれ、役割は違います。しかし、自分たちは同じ「目標」に向けて共に進み続けています。
一緒に生活し、一緒に様々な試練を乗り越え、
その先にある明るい未来を一緒に迎えたいと思える213号室のメンバーと過ごせる残りの一ヶ月を大切に過ごしていきたいと思います。
法学部1年 有田雄太郎
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