インカレまで残りあとわずかとなり、考えただけでも逃げ出したくなるようなきつい練習が連日続いています。しかし、そんな練習だからこそ、やりきった後の達成感は格別なものがあり、今年の夏も充実した毎日を過ごせています。
さて、僕がこのひと夏をかけて挑む種目は、2人の漕手が1本ずつオールを持ち、COXが舵を取る男子舵手付きペア。レース時間を8分近くも要する、パワー系の種目です。
高校時代にラグビーをやっており、フィジカル勝負が得意な僕にとって、まさにうってつけの種目と感じています。
そんな舵手付きペアですが、一言で表現するならば、重い。
その一言に尽きます。漕いでも、漕いでもなかなか進んでくれない。
それだけに、クルー結成当初はすべてのメニューをやりきるだけでも精一杯でした。
そんな重い船をどうしたら速く動かせるのか。
クルーキャプテンであり、COXの高橋さんを中心に、3人で話し合いを重ね、多くの工夫を施し、これまで練習してきました。その結果、今では自分たちが理想とする漕ぎにだんだんと近づいてきたように感じます。
僕達クルーの目標は、メダル獲得です。不可能な目標ではないと思っていますし、必ず成し遂げてみせるという気持ちでいます。
最後に、メダル獲得という目標を達成するために一番大切なこと。
それは、“クルーの仲間を信じること”だと思っています。
クルーの仲間を信じる心が、最後の最後に艇を動かす力となることは間違いありません。
COXの高橋さん、ストロークの正垣を最後まで信じ続け、ゴールまで駆け抜けていきたいと思います。
男子舵手付きペアクルーの応援を、是非よろしくお願いします。
2年 江原大二朗
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